早いもので、10月に入りました。
北海道は収穫のピークを越え、これから年内は本格的な販売シーズンであります。
とは言うものの・・・
各品目とも、市況低迷で(ほとんどの品目が豊作なので)農家回りがつらい時期であります。
こんな環境は平成19年以来かと思います。
実に5年振りに味わう辛さではありますが、僕はこれで良いんじゃないかと思うのです。
確かに、僕自身今年移籍して以来、売上利益ともに、前年とおんなじ事をやっていたら確実に落ち込むんですが、これまでの数年間がちょっとバブル過ぎたというか、自分の実力以上に集めれば簡単に売れる状況でしたし、結構儲かる状況でもありました。
今年の春まで玉葱が1ケース(20kg)5,000円とか異常でしょ。
人の食べ物としてどうかと思う値段です。
こんな環境が数年続き、明らかに消費地に対して購買意欲を損なわせた代償は産地側にいつか跳ね返ってくるのです。
今年がたまたまそんなタイミングだったということです。
さぁ、僕達産地側の人間としては試練の年ですけが、今一度次年度の取引を見つめなおす良い機会なんじゃないでしょうかね?
過ぎたものは取り戻せませんから、次年度に向けて良い生産者との契約を作るために、これからが勝負だと思います。
1月ころまでに各農家が栽培計画をまとめますから、今から4ヶ月ほどで来年の今頃笑っていられるか、青ざめているかの瀬戸際ですね。
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