2012年10月31日水曜日

コンテナが足りなくなってきました

月末月初が嫌いです。
シーズン中は月末にその月の販売結果をもって生産者周りするのですが、高く販売できているシーズンであれば何とも思わないのですが、今年のようにここ10年来の安値環境では顔を合わせたくないものです。

それでも、農家は僕に単価面は任せてくれているので、何とかなっていますが、新規の農家だとそうもいかないので腕の見せ所かもしれません。

しかし、世の中の流れに身を任せている今の商売は個人の能力とか関係ないですよね。
儲かるときは勝手に儲かって、売れないときはどんなセールストークを使おうと無理なのです。

早いところ商売の方法/品目構成を見直すことが急務です。

で、僕は美幌の"肉まん屋"さんとか、ジンギスカン屋のような売れ切れごめんスタイルの商売を見習って自分で店でもやりたいですね。でも本当は分野を決めてジャーナリストになりたいのですけど。

さて、本日は南空知(長沼)で生産者の訪問してきました。


ここにきて、コンテナの置き場もそうなんですが、コンテナ自体が足りなくなってきました。
どんどんと販売してもコンテナを返すまでにはひと月くらい掛かるわけですし、去年あたりならコンテナも余っていたのですが・・・

やっぱり、この商売は世の中の相場・流れには逆らえません。。。


貸したコンテナ返せよ!

2012年10月27日土曜日

冬支度・・・

慎左衛門です。
芳香剤を買って2ヶ月、全然減らなくてスゲー!と思っていたら封を切っていなかっただけでした。

慎左衛門です。
7つも年下の人からタメ口でいいよ!と言われたとです。


慎左衛門です。
携帯が鳴りません。


本日は冬支度として社用車のタイヤを変えてきたとです。

クルマ屋に、ブリジストンで!とお願いしておいたのに、最初ダンロップを履かされたとです。

冬の僕の命綱であるタイヤだけは妥協できません。

雪国在住でない方には想像できないと思いますけど、マジで命がけで出張とかあるんですよ!

僕も仕事で殉職は嫌なのです。

2012年10月24日水曜日

青果物維新の会の立ち上げについて

日本国内における青果市場は日々刻々と変化し、世界レベルの熾烈な原料価格の競争とともに、ますます厳しさを増しております。

独立系青果物商社として、日本中の数百万人のお客様に、他の追随を許さない青果物商品の開発と提供、洞察に富むリサーチ・レポートにてバイヤー側の心を掴み、洗練されたクラウド・システムを活用し、お客様のご要望に応じてジャストインタイムの物流を実現するべく、個人から会社単位の枠組みを超え、グローバル規模で志を同じベクトルへ共有できるネットワークを構築したいと考えております。

今後、当社北海道オフィスにおいても、グローバルな研究開発体制によって、深い知識と業界をリードする研究成果をあげる一方で、変化の激しい青果物市場の競争環境に対応するため、新たなプロダクト・ラインを早急に立ち上げる必要があります。

つきましては、生産者、系統職員、商系業者、運送会社、資材、機械、IT、種苗会社、研究機関、海外の青果物サプライヤーなど様々な業種/人種の枠組みを超え、共に最終消費者へのアクセスというゴールに向かっての志を共有できる仲間を集め、各社の利益最大化を図るべく研究会「青果物維新の会」を立ち上げたいと考えております。
それはまさに、悶々とした幕府への不満から、アンダー40歳世代の志士たちが藩という枠組みを超え、共に倒幕というゴールのため結託した海援隊のような組織であるべきだと考えております。

小さな個々の競争から大きな共創へと舵を切り、圧倒的優位性を持つ共同体へと変化が求められている時代ではないでしょうか?


私は次回、本社の予算会議にて上記の構想をドヤ顔でプレゼンしても誰からも異論が出ないよう、まずは当オフィスの利益最大化を図り、食いぶちについて心配されないような体制にすることから始めたい。


※今回の文章は全てネタです。関西国際空港での時間を持て余したために、単なる思いつきです。
どうもすみませんでした。僕はこれからは北海道に帰って出直します。

2012年10月23日火曜日

神戸に来ています

半年振りの神戸で非常に切ない時間を過ごしています。

小さくなっていようと思います。

今年の品物は良好なのに安売りするのが切ないですね。

2012年10月17日水曜日

和寒へ白皮南瓜を求めて

まいど!
本日は和寒町へ白皮南瓜(雪化粧)を求め、新規の生産者を訪問してきました。


なかなかキレイな南瓜だったのですが、明日書類関係の確認作業した後、販売できるかどうかというところですね。

で、帰り道札幌にて帯広出身の豚丼屋を発見し遅めのランチ。
しかしね、味は問題なかったんですけど、僕の計画性の無さが出てしまいまして・・・

明日、僕は帯広に行く用事があったのですよ。。。

すっかり忘れていました。本場で食べればいいのに。

明日は前職の時にお付き合いあったJAの方に呼ばれまして、ご挨拶してきます。
会社移ってから一度も連絡していなかったんですが、こうしてまた商売しようと呼んで頂けるのは嬉しいことですね。

2012年10月15日月曜日

終盤戦

久々に北見へ出掛けてきました。
やはり、秋はお巡りさんもあちこちでスピード違反を監視していて非常に走りにくいですね。
これも、あと2ヶ月したら取締ができなくなるので最後の追い込みといったところなんでしょう。
で、昨日は旭岳で初冠雪があったようです。例年より22日も遅い初冠雪となりました。
今年は秋が長くなる印象ですね。

さて、北見では農作物はほとんど片付いていまして、残すは大豆狩りとビートの収穫くらいなんですが、未だに玉葱を拾っている農家もいました・・・

ぶっちゃけたところ、20年前なら当たり前だったかもしれませんが、現代において今時期拾い上げている玉葱は皮が汚くなるので食用としてスーパーで売ることはまず出来ません。加工屋の餌食になって終わりですね。

アーメン

2012年10月11日木曜日

需給バランス

ご無沙汰しておりました。
10月に入ってから憂鬱な日々が続いておりまして、ブログを書く元気が湧いて来ませんでした。

それにしても、本年の北海道産主要産品(玉葱/馬鈴薯/南瓜など)は需給バランスが上手いこと噛み合いません。
品物は欲しい感じで買える(価格もリーズナブル)、しかし本州のマーケットは消極的な状況です。

こんな状況では産地に出向いて話をすることも出来ませんから、しばらく札幌近郊から出ることも無さそうですね。

僕はこんな時、やっぱり札幌に拠点をおいてよかったと思うのです。
産地に張り付いていたら農家や同業が押しかけてくるし、こちらの動きも見られてしまう。。。
札幌であれば、車が停まっているとか見られることはまずありません。

事務所で相談する相棒がいれば言うこと無いのですが。
このへんは次年度以降の課題といたしましょう。

2012年10月1日月曜日

10月に入りました

早いもので、10月に入りました。
北海道は収穫のピークを越え、これから年内は本格的な販売シーズンであります。

とは言うものの・・・

各品目とも、市況低迷で(ほとんどの品目が豊作なので)農家回りがつらい時期であります。

こんな環境は平成19年以来かと思います。

実に5年振りに味わう辛さではありますが、僕はこれで良いんじゃないかと思うのです。

確かに、僕自身今年移籍して以来、売上利益ともに、前年とおんなじ事をやっていたら確実に落ち込むんですが、これまでの数年間がちょっとバブル過ぎたというか、自分の実力以上に集めれば簡単に売れる状況でしたし、結構儲かる状況でもありました。

今年の春まで玉葱が1ケース(20kg)5,000円とか異常でしょ。

人の食べ物としてどうかと思う値段です。

こんな環境が数年続き、明らかに消費地に対して購買意欲を損なわせた代償は産地側にいつか跳ね返ってくるのです。

今年がたまたまそんなタイミングだったということです。

さぁ、僕達産地側の人間としては試練の年ですけが、今一度次年度の取引を見つめなおす良い機会なんじゃないでしょうかね?

過ぎたものは取り戻せませんから、次年度に向けて良い生産者との契約を作るために、これからが勝負だと思います。

1月ころまでに各農家が栽培計画をまとめますから、今から4ヶ月ほどで来年の今頃笑っていられるか、青ざめているかの瀬戸際ですね。