2012年12月29日土曜日

本年もお世話になりました

こんにちは。
年々、年末をはじめ各種イベントに心躍らなくなってきた自分が悲しいです。
たぶん、新年だからといって実家に帰ることも無いでしょうし、特別美味しいものを食べるとかも無いと思います。
正月も毎日のルーティン同様、コンビニでサンドウィッチでも買って食べてるくらいでしょうかね。

さて、先日のことですが、これまで6年程お付き合いさせて頂いた農家で、公私共に大変お世話になった方との今後の取引ができなくなってしまい、大変悲しい思いをしております。

ただ、金の切れ目は縁の切れ目であり、ビジネスで上手くいかに相手とはお互いにお付き合いできないのです。
冷徹なようではありますが、致し方ありません。
呑めない要求は呑めないし、財源がないものは払えないのです。
この農業の世界は正論が理不尽に覆されることは僕も承知しており、何度も自分の考えに反し相手の要求を飲むことがありましたが、この度の一件はやむを得ないと思っております。

基本的に生産者は弱い立場ではなく、実は強い立場なのです。同様にサラリーマンも普段は給料を頂いて一見弱い立場のようですが、転勤が嫌で辞めるといえばどんなに稼ぎ頭の人間であったとしても辞めれるし、生産者も同様にすべてを自己責任の上決められるのです。
とは言っても、お金を頂く相手がいて商売が成り立っている事に感謝の念を持つことは言うまでもありません。

僕はこの度、人の言動を見て、自分も同様になってしまわないよう改めて言葉の重さを学んだ気がします。

来年度、減った物量をどこかで補うよう営業活動をしていこうと思います。

でもなぜか少し肩の荷が降りた気がしてなりません。

僕はこれからも社用車の中でサンドウィッチを噛りながら北海道を駆け廻ります。

0 件のコメント:

コメントを投稿