2012年9月28日金曜日

2012年9月26日水曜日

少し荷動きが乱れています

まいど!
ここにきて、少し荷動きが重たい雰囲気です。
例年、10月11月は重たいんですが、例外なく今年もそうなりそうな雰囲気です。

そういえば、北海道はすっかり寒くなって来ました。
道北では最低気温が7度とかの世界です。
あと1か月後には例年であれば雪が降るので当然といえば当然ですが。

雪が降る前になると"雪虫"という小さい虫が飛んで、体に触れただけで死んでしまうんですが、これが長距離運転していると、車がベッタベタになって汚いんですよ。
洗車代がかさむので、これからの時期は好きじゃないんですよね。

で、本日は長沼へ選別の指導へ行って参りました。
帰り際はプリンタのインクが切れたので、電気屋へ。

一人何役もこなさないとシーズン乗りきれません。。。

2012年9月25日火曜日

久々の南瓜

まいど!
もう月末ですね(´・ω・`)
そして、僕は23日に誕生日を迎え、29歳になったわけですが、近所のスーパーでビールを買ったところ、レジのおばちゃんに真顔で身分証明と年齢を確認されました。

どうやら、冗談ではなく本気で僕が10代に見えたようです。。。

女性なら羨ましいのかもしれないですが、ビジネスの世界では若くて得することなんて殆ど無いんじゃないですかね?


そんなこんなで、本日は和寒町を訪問。

ちょうど、収穫の直後でした。
9月は雨が多く、収穫前に少々汚れてしまいました。
これくらいなら問題はないですが、よその圃場ではドロドロの南瓜もあるようです。

しかし、今年は道北では収穫量が予想以上にあるようですね。
どの生産者も口をそろえて"今年は思ったより穫れてる"といっています。。。

うーん。10月は面白いかと思っていたんですが、意外に物量がありそうですね。

2012年9月20日木曜日

北見黄を勉強中

本日はバイヤーと本社から社長をお連れして玉葱の視察。

詳細はまた後日!

2012年9月18日火曜日

僕はAppleのような商売がしたい

先日からiPhone5の予約が開始された。
なんと、24時間で200万台というとてつもない数量だ。これはiPhone4Sで100万台だったので2倍の数量になる。
まさに驚異的な数字なのだ。

先日のエントリーでも申し上げたことなんだけど、僕は商品の価値を高め、一般品を取り扱わなくても事務所が成り立つ商売を今後の目標としている。
僕みたいなサラリーマンが偉そうに言えることではないのだけど、僕がこよなく愛するApple製品と方向性が一致しているのだ。

Appleはハイテク企業として崇められているのだが、Googleやマイクロソフトなどという会社よりもファッションブランドのコングロマリッドであるLVMH(モエ・ヘネシールイ・ヴィトン)のような会社なのだ。あのルイ・ヴィトンやブルガリなどのブランドを抱える同社は売上が2兆円、時価総額が5兆円以上で、これより大きい日本の企業はトヨタ自動車とNTTの2社しか無い。そして、Appleはヨーロッパのファッションブランドのように、同じような機能の製品をその他のメーカーの数倍の利益を載せて売りさばく事ができる。また、マクドナルドのように大衆へプロダクトを売りさばく販売力も持ち合わせている。

実は、ハイテク機能の塊のように見えるiPhoneもAppleが開発した技術はなにもないことに気づく。デジタルカメラのCMOSセンサー、リチウムイオン電池、液晶パネル、CPU、メモリー、伝導性フィルムを利用するタッチパネル・・・これらの基礎技術に関するAppleの貢献は何もない。

Appleはこういった研究され尽くした技術を組み合わせ、洗練されたデザインのハードウェアとiOSのシームレスな連携によって他社には真似できない独自性を有しているだけなのだ。

Appleの製品を大きく分類すると "Mac" "iPhone/iPad" "iPod" の3つしか無いことが判る。たったこれだけの製品で世界一の企業になったのだ。
少ない製品に集中投資し、通常のメーカーが半年サイクルで製品を出すところを、Appleは1-2年でマイナーチェンジを行うだけだ。これだけ単一製品を長い期間に渡って販売することが出来れば開発費の償却は楽勝に終わり、利益が出続ける期間が長くなるだろう。

僕は業界は全然違えど、このモデルを見習い、3つくらいのアイテムで楽勝に食べていけるビジネスモデルを構築したいと考えている。

それは、毎年毎年、品種開発される新品種を追うのではなく、今では世の中から姿を消したような作物にスポットを当てて、うまいことストーリーを作り出す。スティーブ・ジョブズ張りのプレゼンでバイヤーサイドの心を引き付ける作戦だ。
そして可能な限り、消費量の多い作物で、常温で輸送/保管可能なものをと考えている。更に付け加えるならば、加工用としてかつて栽培されていて、一般消費者に認知されていなく、単価が低ければベストだ。

上記の条件をみたすものは、世の中に結構あったりするもので、僕もすでに幾つかの候補がある。あとは適切なマーケットにアピールできればこういった形の商売は結構行けるんじゃないだろうかと思っているのだ。

2012年9月14日金曜日

感動の北見黄物語

来週から発売開始になる"北見黄"ですが、販売先のお客様にはプレゼンテーションを通して、感動の復活物語をお伝えしてきたつもりではあります。
そのお陰で順調な滑り出しを切れそうです(逆に原料が心配になって来ました)。

何と言っても、種取りから始める栽培方法が最大の売りなんですが、今回のエントリーの趣旨は今までお伝えしてきた内容を紹介することではなく、19日から発売するために、神戸まで一旦輸送するのですが、危うくお届けできない自体になるかどうかの瀬戸際だったのです。

今回はプロジェクトXで放送してもらいたいくらいの、熱い男たちによる連携プレーを紹介したいと思います。
(北見黄の種取りはYouTubeにアップされてるので見ておいてください)


9月11日深夜 9.11テロ/3.11大震災から1年半のこの日北海道でも異常事態が。。。
JR江差線、木古内駅で脱線事故発生。本州と北海道を結ぶ物流の大動脈の2本のレールが運航停止に。

9月12日早朝 僕は南瓜講習会のため津別へ出発。途中、岩見沢で信じられないほどの豪雨に遭遇し(結果、観測史上1番目だとか)、命からがら北見まで運転する(辛うじて通行止めの寸前)。
AM9時、嫌な予感がした僕は講習会終了後、当日神戸へJRコンテナで神戸本社まで発送予定だった玉葱の状況確認を行う。
事故の知らせを聞き、積む寸前だった"北見黄"をコンテナ輸送キャンセルを決断し、問答無用でトラック会社にヘッドと船枠を抑えさせ、トレーラー輸送に振り替える(この日は市場休で荷物の手当に苦慮する)。
AM11時、なんとか積み合わせの荷物を確保し、オーダー確定。
もう、2時間ほど遅れていたら船枠も、トレーラーヘッドも見つからない自体になるところでした。

9月13日AM 北見にて"北見黄"の積み込みを開始。順調に終わる。
PM5時 相積み荷物の仕入先よりトラックが到着していないとの電話。。。
PM5時30分 やっとトラックが南空知の栗山町に到着し、荷物の積み込みを開始(この時点ではトレーラースペースの1/4しか北見黄を積んでいなかった)。なんと栗山町に到着したあとなのだけど、管内で3箇所積みということが判明する。
PM6時30分 最後の集荷先へ到着。計算上、船のゲートクローズを考慮すると6時50分には出発しなければいけない計算だった。
運送会社から5分毎に電話が掛かってきて荷物を諦めるか、翌日に回すか決断を迫られる(結局、翌日に回した場合、脱線事故の影響で船枠は獲得できなかったのだけど)。
僕は荷物を諦めることを選択するが、集荷先の農協職員も総出で手伝ってくれ、500ケースの荷物をわずか20分で積み上げるという奇跡に近いような芸当を成し遂げる。
僕、運送会社、トラックドライバー、現場の農協職員...皆が一丸となって対応に当たり、成し遂げられたことと思う。お金の問題をまったく無視して、それぞれが持ち場・持ち場で一致団結して仕事するのって素晴らしい。

PM7時 無事にトレーラーは苫小牧港に向け出発。

PM8時 ゲートクローズまで20分のところで無事に"北見黄"を乗せたトレーラーが到着し、無事に神戸に向け船が出港。

いい年したおっさん達が必死になって輸送した"北見黄"が明日神戸に到着します。

遠足は家に帰るまで。。。とは上手いこと言ったものだと思いますが、まさに、"北見黄"はお店に並ぶまで。。。まだまだ気は抜けませんが、僕達、産地側の人間ができることは終わりました。あとは神戸でパッケージされ、お店まで輸送されれば完結です。

一度、絶滅しかかりましたが、自家用に持っていた種を見つけ出し、増産し一般販売まで出来るようになった"北見黄"は本当に美味しいので皆さん食べてみてください。

P.S 本当は村上春樹風にストーリーを書きたかったのですが、僕の文章力では無理そうなので出だしで諦めました。作家になって、この仕事をドロップアウトするにはまだまだ時間がかかりそうですね。


2012年9月13日木曜日

列車事故により

昨日は疲れていてブログを書く気力が生まれなかった慎左衛門です。

JR江差線で脱線事故が起きた影響で、我々青果屋さんは荷物の輸送で四苦八苦しています。
約束の日時にお届けすることが前提といっても、2本のレールだけが鍵を握っている列車輸送は環境に優しく、小ロットから輸送できるメリットはあってもやはり怖いものです。

今日も輸送トラブルで揉めておりましたが、なんとか事なきを得たと思います。
神戸に着くまで終わったわけではないので、まだ安心はできませんが。

今週いっぱいは代替輸送の船枠が一杯のようで、新規オーダーは停止みたいですね。

2012年9月11日火曜日

明日は早いため

まいど!
計画と予定が咬み合わなくて苦慮している慎左衛門です。
まったく、予定の半減は勘弁してよ。
こっちもある程度約束しながら歩いているんだからさ。。。

さて、本日は帯広から移動し旭川で玉葱を確認し札幌へ戻って来ました。
抱き玉中心の原料。
今年はこんな感じの原料が多いですね。
割ってみても問題ないので、加工関係に販売していこうと思います。

明日は朝4時に札幌を出発し、津別で目合わせ会に参加し、夕方から長沼/札幌で予定あるハードスケジュール。
もう少ししたら寝ようと思います。

2012年9月10日月曜日

坊ちゃん南瓜とか

まいど!
バタバタしております。。。

本日は鹿追町へ坊ちゃん南瓜のチェックに来ました。

しかし、坊ちゃん南瓜は産地ごとに出荷規格や荷姿も違い、もう疲れました。

2012年9月9日日曜日

北見黄を食べてみました

昨日の北見黄を早速食べみました。

柔らかい肉質で独特な味わいです。
辛味を上回る甘みがあり、非常に美味い。

やはりマリネなどに最適ですね。

たくさん売れて欲しいものです。

2012年9月8日土曜日

北見黄

まいど!
6日は道北、7日は富良野/北見、8日美幌/岩見沢と走り回っていました慎左衛門です。
ボチボチと夏休みを終え、通常業務に戻ります。
相場がいい感じに落ち着いて来ましたので、これからが勝負時です。

本日は美幌へ北見黄のチェックに行って参りました。

北見黄はほぼ絶滅しかけていた品種を1997年に、たまたま1軒の農家が自家用に栽培しており、そこから奇跡の復活を遂げた玉葱です。

味は肉質柔らかく独特の歯ごたえと、甘みの強い品種です。
種を取るところから栽培を始じめるこだわりの逸品です。
他に出処のない玉葱ですので大切に商品を育てていきたいと思います。





プレミア感を持たせて販売していき、将来的には一般の玉葱を取り扱わなくても、事務所が成り立つ程度まで売場を拡大させれればと思うのですが。

いずれにしても、北見黄を第一弾として、あと3-5年の間に、他社が簡単に真似できない商品ラインナップを3種類くらい展開しながら、一般品をついでに販売するというスタイルを目指して活動したいと思います。

2012年9月6日木曜日

道北へ

まいど!
本日は道北地区に南瓜商談に行って参りました。
やはり、名寄/美深は作柄がよさそうです。
一方、他地区では日焼けが深刻化しており、10月は面白いことになりそうですが・・・

本日は最後に和寒で契約の"えびす"の確認をしてきました。

他の生産者と違い、優秀な圃場だと思います。
9月20日ころの収穫だと思いますが、楽しみな原料ですね。
本年は増量してくれていますし、来年につながる取引が出来ればと思います。

2012年9月5日水曜日

あまりフィールドへ出られない悩み

まいど!
各種野菜が一気に相場低迷してきており、畑へ出向けない慎左衛門です。
だって、畑に行くと農家が駆け寄ってきて「何を買いに来たんだ?」と満面の笑みでもてなされるからです。
そんなわけで、後もう少しの間、畑巡りはお休みです。

でも、これだけ順調に来ている反動は必ず来ます。
僕は11月ころからは一気に面白くなりそうな気がしているんですが、どうでしょうね?
ただ、これには本州産地も関係してきますから、今の段階では何とも言えませんが。

とりあえず、台風が2発くらい来てくれれば状況は変わるんですけどね。

さて、昨日は美唄焼き鳥へ
美唄焼き鳥は、岩見沢→士別への焼き鳥のルーツでもあります。
美唄はモツ焼きが基本なんですが、最後の締めに蕎麦に焼き鳥を入れて食べるのがデフォルトです。

これが、コクが出てなかなか美味いんですよ。

北海道にいらした際はおすすめグルメです。

2012年9月4日火曜日

9月1日現在の作況

はぁー暑い。

毎日汗だくで電話している慎左衛門です。
今週いっぱい暑い日が続くようですね。
昨夜は一晩中雷が鳴り響いてゆっくり寝られませんでした。
僕の自宅のエレベータも落雷の影響で不調のようです。

さて、北海道農政部の作況状況が更新されましたね。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/gjf/H24sakyou0901.pdf

玉葱、馬鈴薯とも遅れはほとんどなく、順調な作業状況のようです。
今回で農政部ページを観るのも後半年間はなくなると思うと寂しい限りですね。

2012年9月3日月曜日

大きいことはいいことだ!

まいど!
毎日暑くて、ビールが進む慎左衛門です。
こんなに毎日ビールが美味しいと、大した食べてないのに、一向に痩せて行きません。

さて、本日は生産者との打合せ。
8月分の精算と今後の出荷打ち合わせについて。
まぁまぁ本日は機嫌よく、僕の提示で納得してくれました。
毎回こんなかんじだと楽なのですが。


帰り際、6日から発送する玉葱を視察。

相変わらずでかい。

その他にも売らなければならない物もチラホラあるので、今年は値段を無視して、売り優先で進めていきます。

幸いなことに、僕に荷物を預けてくれているので、信頼を裏切らないようにやっていきますよ。

2012年9月1日土曜日

赤玉葱

昨日は富良野に坊ちゃん南瓜と赤玉葱の視察を行って来ました。

そのなかでも、赤玉葱は現在高値推移とのことで、結構問い合わせが来ている状況です。

例年、8月から9月後半くらいまでは赤玉葱が高いのにみんな作らないだろうね??

恐らく、僕が知らない時代に大損したとか、日持ちもしないから換金できなかったとかの理由で、未だに増えないんじゃないかと思うのですが。



L小〜L大が殆どだと思うのですが、Mも2割くらい出そうな感じ。
赤玉葱は生産者により、皮の硬くて良い玉葱と、如何にも危険な匂いを発しているものと真っ二つですので、注意して買わなければなりません。

でも、赤玉とか坊ちゃん南瓜は無いときは値段なんて関係なく買って行ったりするので、結構儲かったりするんですよね。

なんというのか、基準相場がはっきりしていない分、生産者も買い手も価格にはルーズだったりします。

僕も、昔は赤玉のようなキワモノ商品で日本一になろうと企んだ時がありましたが、やっぱり、損した時の代償が半端じゃ無いので、平凡な商品を扱っていますが、いつかキワモノ商品でマーケットを作り、日本一になりたいですね。